2011年8月24日水曜日

NetVault 仮想ライブラリの削除手順

1.[デバイスの管理]から、不要な仮想ライブラリを削除する。

2.NetVaultのすべてのウィンドウを閉じる。

3.NetVault Configuratorを起動し、NetVaultのサービスを停止する。

4.NetVaultのプログラムフォルダ(※)を開き、[diskdevices.cfg]をメモ帳で開く。

5.不要なライブラリ、デバイス情報を削除し、上書き保存する。

6.Windowsにて、削除した仮想ライブラリの実体ファイル/フォルダを削除する。

7.NetVault Configuratorを起動し、NetVaultのサービスを開始する。

8.NetVaultを起動し、[デバイスの管理]にて削除したデバイスが復元されていないことを確認する。

9.[メディアの管理]を開き、削除したテープが残存していた場合は削除する。

※不要な仮想テープ情報が残存していると、仮想ライブラリのライセンス使用量として計上されてしまうので注意。

2011年7月15日金曜日

SSL証明書(ベリサイン)のインストールと中間CA証明書のインストールについて

ベリサインのセキュア・サーバIDを導入する機会が業務上何度かある。(特にWindowsについて)

以前、証明書のみをインストールしたところ、中間CA証明書がインストールされていないことによるトラブルが確認されたことがあった。(一部のブラウザや携帯電話からWebページを参照出来ない等)

しかし、ベリサインのサポート情報をみると、Windowsの場合について以下の情報が記載されていた。

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申請時に Microsoft を選択したセキュア・サーバIDおよびグローバル・サーバIDは、サーバ証明書 と 中間CA証明書 を1つにまとめた形式(PKCS7)で発行しています。

Microsoft IIS には、必要な証明書が同時にインストールできるため、別途中間CA証明書のインストール操作は必要ありません。

(2011/07/15現在)
(参考URL:https://www.verisign.co.jp/ssl/help/install/iiis7_renew.html)

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上記内容についてベリサインのカスタマーサポートにも問い合わせてみたが、やはり「中間CA証明書の別途インストールは不要。」との回答であった。(クロスルート設定用証明書も同様)

前回ダメだったケースと、今回の「中間証明書不要」というケース、違いは何か…と考えた時に浮かんだのが、「一度仮サーバでCSRの生成→証明書のインストール→エクスポート」という手順を踏んでいるかどうか、という違いである。

すなわち、証明書をインストールし、エクスポートした際には中間証明書まではエクスポートされない為、インポートするサーバには別途中間CA証明書のインストールが必要となる…ということだと思われる。

今後、状況に応じてしっかりと対応を切り分けるようにしたい。

2011年6月24日金曜日

Microsoft SQL ServerとMySQLの共存

Microsoft SQL ServerとMySQLは、ポート番号が異なる為、共存については問題ないという。

理由は、MSSQLとMySQLとではポート番号が異なる為。

私の会社でも同環境を構成したサーバがあるとのことだが、客先に納めるようなシステムとしての実績はないらしい…。

よって、共存させる場合には十分な検証が必要となるし、スペック等についても十分注意する必要があるといえる。

なお、実績のある導入順序は、

1.MSSQL
2.MySQL

という順番らしい。

2011年6月13日月曜日

[NEC Express Server]Universal RAID Utilityにて、RAIDコントローラのキャッシュモードが自動的に切り替わる

NECのExpressサーバに付属しているUniversal RAID Utilityの「ログビューア」にて、特に変更作業をしていないにも関わらず以下の内容が記録される場合がある。


 論理ドライブのキャッシュモードが変更されました。値:Write Through


これは、バッテリの消耗状況に応じてキャッシュモードを自動切り替えしてくれる為に発生する現象である。

RAIDコントローラには、キャッシュモードの切り替えを自動で行う仕組みがある(オートスイッチ)。RAIDコントローラにバッテリが搭載されている場合、通常はWrite Backキャッシュモードで運用されるが、バッテリの消耗状況に応じて自動的にWrite Throughキャッシュモードに切り替えてくれる為、上記の現象が発生する。

バッテリの寿命は約2年が目安となる。今回上記の現象が確認されたのはサーバ導入から約2年後であったことからも、バッテリの寿命が近付いていると考えて問題なさそう。

上記現象が発生したら、バッテリの交換を検討すべきといえる。

2011年5月19日木曜日

Perlモジュールのバージョン確認方法

インストールされているPerlモジュールのバージョンを確認するには、以下のようにすればよい。

[書式]

perl -Mモジュール名 -e 'print $モジュール名::VERSION'



[使用例]

[root@hostname ~]# perl -MFile::Spec -e 'print $File::Spec::VERSION'
3.12[root@hostname ~]#


[参考情報]

http://www.ksknet.net/perl/post_178.html

2011年1月15日土曜日

ドメインコントローラのコンピュータ名を変更する

ドメインコントローラの名前を変更する場合、必ず下記の技術情報を参考に正しい手順で実施すること。

■[HOWTO] Windows 2003 のドメイン コントローラの名前を変更する方法

http://support.microsoft.com/kb/814589/ja



特に、グローバルカタログやFSMOを別サーバに移行してから変更を行う必要がある等、変更には手間とリスクがかかることを忘れてはならない。

手間を惜しんだ場合、下記の情報のような問題に直面する可能性がある。


■ドメインコントローラのコンピュータ名変更後、ActiveDirectoryにアクセスできなくなりました。

http://social.technet.microsoft.com/Forums/ja-JP/activedirectoryja/thread/447518e3-0348-4c20-a1c9-c69a1e003c5e