2010年2月25日木曜日

NetVault ブランク処理を自動化させる

例えば、毎日同じ仮想ライブラリを使用してバックアップを上書き保存する場合、通常は一度[ブランク]処理を行う必要がある。

ブランク処理を自動化する為には、ブランク処理を行うバッチファイルを作成し、バックアップジョブの[プレ・スクリプト]に登録してあげる必要がある。

具体的な手順は以下のとおり。


(1)テキストエディタで、以下の例を参考にブランク処理を自動化するバッチファイルを作成する。 

(バッチファイル名は[DoBlank.bat]とする)

cd "C:\Program Files\BakBone Software\NetVault\util"

nvblankmedia -servername NVServerName -barcode YYQJW001

nvblankmedia -servername NVServerName -barcode YYQJW002

※ここでは、ブランク処理を行う対象の仮想メディアをバーコードで指定しているが、それ以外にも指定オプションは存在する。

(2)作成したバッチファイルを、NetVaultサーバの以下のパスに保存する。

C:\Program Files\BakBone Software\NetVault\scripts

(3)NetVaultにて、処理対象のバックアップジョブの編集画面を開き、[詳細設定]タブを開く。

(4)[プレ・スクリプト]欄に、作成したバッチファイル名を指定し、ジョブを上書き保存する。  (バッチファイル名の指定はフルパスでなくてよい)




(5)動作確認を行う。

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